読書

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「児玉清」を知る(すべては今日から 読了)

ツヴァイクの短編集「チェスの話」を読んだ時に、この本が児玉清氏の選集だということを知った。個人的な児玉清氏の印象は俳優であることと、なにより「アタックチャンスの司会」であるというものが強かったので、独文科卒で院への進学を決めていたという事実...
英語

「Big Fat Cat」シリーズを読み切った

英語の多読をしようと思っても、何をとっかかりに始めたらいいか分からない、というのが昨年8月頃の状況だった。ネットで色々探していたら、「Big Fat Cat」シリーズ……通称BFCシリーズをお勧めしているページが複数あったので、図書館で借り...
英語

大人が絵本を読むということ(Little polar bear 読了)

最寄りの図書館に外国語図書がほとんど置かれていないので、web上で蔵書検索して予約する方式を取っているのだが、これが非常にやりづらい。 「なんか英語の本が読みたいな」程度の時に、どう検索すればよいのかわからないのだ。「なんか読みたいな」と言...
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図書館の福袋を借りてみた

一月の頭に図書館に寄ったら、新年の企画として福袋に入った本の貸し出しが行われていた。 この福袋、全く中身がわからないというわけではなく、表にテーマが記載されており、そのテーマに関連した本が三冊入っているという。本を入れている袋も正月らしく鮮...
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あなたにはイエの記憶があるか(書庫を建てる: 1万冊の本を収める狭小住宅プロジェクト 読了)

自分のブログを見返していたら、「書庫を建てる: 1万冊の本を収める狭小住宅プロジェクト」を読んだ感想が載っていなかったのでメモ帳から引っ張り出して貼りつけた。以降は昨年10月の文となる。(そして家の諸々はその後の体調不良により滞っている) ...
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英国王室的婉曲表現(エリザベス女王の事件簿 ウィンザー城の殺人 読了)

昨年、プラチナジュビリーを迎え、そして亡くなった英国君主エリザベス2世。関連書籍が読みたくなって昨年下半期からいくつか読んだもののひとつがこれ。(他に読んだものは君塚直隆著「エリザベス女王-史上最長・最強のイギリス君主 」「女王陛下のブルー...
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月にまつわる文化(ドナ・ヘネス「月の本」)

Wikipediaのストロベリームーンの項目の脚注を見ていたら、由来の項目の出典としてこの本が挙げられていたので読んでみた次第。 世界各地に伝わる月にまつわる神話、伝説、民話などの紹介、いろんな言語で「月」や「月の神」を何と呼ぶのかなど、古...
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ショーン・タンの作品をどさっと読んでみた

「失踪者たちの画家」の前半部分を読んでいる時、ショーン・タンの「ロスト・シング」の街のイメージが頭を過ぎったので、図書館で出来得る限りのショーン・タンの本を借りてきた。 ショーン・タンの作品との出会いは、2020年の2月に石巻市にある石ノ森...
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チェスの話

図書館の書棚からずっと手招いている本があった。 「お前、チェスに興味があるんだって?」 まあ、そうね。 頷きつつも素通りすること三回。 四回目の訪問は8月の下旬であった。 8月上旬は大量に本を買いすぎたし借りすぎていて、下旬になって落ち着い...
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「収集した物を保管する」苦労(本で床は抜けるのか 読了)

本で床が抜けるという話は、稀によく聞く。 人間が収集するものの中でも比較的集めやすく、重い部類に入るであろうものが本だ。 文庫だと新品価格で300円のものもあるし、古本屋ならもっと安く手に入る。「本が好きな人」は基本的には「たくさん違う本を...