ゴジラ・ザ・ミッションとゴーストレジストリーに隠された13の謎

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1月下旬に西武園ゆうえんちとディズニーランドに立て続けに行ってきた。イベント割の適用が1月末だったため、滑り込みで遊びに行った形だ。西武園ゆうえんちには「ゴジラ・ザ・ライド 大怪獣頂上決戦」に乗るために、ディズニーランドには1月26日から期間限定で開催されているホーンテッドマンションの謎解きプログラム「ゴーストレジストリーに隠された13の謎」が目当て。謎解きイベントに参加するのは初めてなのだが、大丈夫だったのか。

ゴジラ・ザ・ライド 大怪獣頂上決戦

「ゴジラ・ザ・ライド」は凄く良かった。事前情報を何も仕入れていなかったため、夕陽館という映画館のロケーションとアトラクションがどう繋がるか分かっていなかったのだが、なるほど……これは凄くいいものだ……。
ゴジラが好きで乗っていない人はぜひ乗ってほしい。(2021年オープンと日にちは経っているが、コロナ禍ということもあり体験していない人はまだまだいると思うので……。)
USJで2019年に期間限定で乗れた「ゴジラ対エヴァンゲリオン・ザ・リアル 4-D」も大変良かったが、「ゴジラ・ザ・ライド」にはまた別の良さがある。乗る前のプレショーからあんなに良いとは思わなかった。
ディズニーシーで言うソアリン型のアトラクションなのだが、揺れの激しさは比ではない。連続で乗るのは厳しいと思うが(今回同行者はめげていた)、何度も体験したくなるアトラクションだった。ソフビが売り切れていたのが残念だ。
ライドのネタバレ感想は一番最後に記載することにする。

ゴジラ・ザ・ミッション 巨大怪獣迫る危機からの脱出

さて、西武園ゆうえんちではゴジラに関連するものとして「ゴジラ・ザ・ミッション 巨大怪獣迫る危機からの脱出」を追加料金なしで楽しむことができる。これは「園内周遊型謎解きアトラクション」と公式サイトで書かれている通り、園内を動き回りながら謎解きをする謎解きイベントなのだが、特殊災害対策部隊、通称“特災対”の新人隊員として任務にあたる「ゴジラ・ザ・ライドへと繋がる没入型謎解きアトラクション」(これも公式サイト記載)なので、これを遊んでから「ゴジラ・ザ・ライド」に乗ると「ゴジラ・ザ・ライド」の見方が少し変わるのが面白い。
個人的には最初に「ゴジラ・ザ・ライド」に乗り、「ゴジラ・ザ・ミッション」を遊び、再度「ゴジラ・ザ・ライド」に乗ってほしい。非常に面白かった。

一つ、ネタバレにならないであろう範囲で書いておきたいことは、この「ゴジラ・ザ・ミッション」には制限時間が存在するということ。
公式サイトには体験時間が約60分と書かれているが、これは「のんびり謎解きしてだいたいこれくらいで終わる時間」でなく、「ミッション参加者が集まって事前説明を受ける+各自謎解きをする時間」である。ケツの時間が決まっているのだ。謎解き難度はおそらくそんなに高くないのだろうが、私はこの手のリアル謎解きを避けてきた人生だったので非常に焦った。
しかし謎解きが上手くできなくても、ケツの時間に全員集められて謎解きの解説が行われるので、解けないからと言ってそんなに悲観せずに気楽に参加してほしい。世界観がいいし、全て謎解きできたorできなかったからといってケツのイベントが分岐するわけではないので。

あと、この手のリアル謎解きを避けてきた理由として、流行り始めの頃の体験レポに「4人組を組まされて見知らぬ人と一緒になった」「見知らぬ人が謎解き得意でどんどん解いてしまいよく理解できないまま進んでしまった」またはその逆で「全員謎解き初心者で何もわからず終わってしまった」みたいなものを見てしまったのが大きかったのだが(だいぶ前の事なので明確なソースが出せないが)、この「ミッション」は20~30人ほど?が一斉に各自謎解きをする形式なので、自分or自分と同行者のペース次第といったところがあるのも良かった。

制作協力は株式会社SCRAPだそう。謎解きイベントでよく名前を見る会社な気がする。

ゴーストレジストリーに隠された13の謎

上記の通り非っ常にリアル謎解きに苦手意識があるのだが、ディズニーランドの中で割と好きなアトラクションであるホーンテッドマンション関連の謎解きイベント開催ということで、ディズニーランドの方の謎解きにも恐る恐る参加してきた。

こちらは紙のガイドを購入して参加する形で、購入費は1300円。費用はかかるものの、流行りの謎解きイベント系にしては割安なイメージだがどうだろうか。

パンフレットにはLINEのQRコードが記載されており、それを読み込んでLINEのアカウントとやり取りする形でイベントを進行させていく。園内を周遊する要素が前半にある(結構歩く)が、割とLINEの画面とにらめっこしている時間も長い(特になかなか謎が解けない場合)。これを「せっかく園内でやるイベントなのにもったいない」と見るか、「並んでいる時間も暇を潰せてラッキー」と見るかは人によって分かれそうだ。私は後者だったので、40分待ちや60分待ちのアトラクションの並び中にのんびり謎解きをすることができた。
ただ、所要時間3時間では全て解くことができなかった。謎解き初心者はかなり時間がかかると思っておいた方がいい。
あと、LINEとにらめっこしている時間が長い分、スマートフォンの電池も食う。モバイルバッテリーを持参した方が安心だと思う。

余談だが、なんと2月9日に紙のガイドが売り切れてしまい、12日まで参加できなかったらしい(13日に再販)。イベント自体は3月31日までの開催なので、こんなに早く紙が無くなってしまうとは思わなかった。一応「売り切れ次第終了」という記載はあるが、3月まで在庫は持つのだろうかと一抹の不安がよぎる。私は1月に体験したのでもうあまり関係ない話ではあるのだが、せっかくの期間限定イベントなのでたくさんの人に楽しんでほしいなと思う。

公式サイト:ゴーストレジストリーに隠された13の謎

比較してみる

近い時期に謎解きイベントを2つ体験したということで、この2つを比較してみようと思う。

まず、謎解きの難易度について。
私自身も謎解き初心者なので、個々の問題の難易度に関してはよく分からないのだが、「自分で解けるかどうか」で言えば「ゴジラ・ザ・ミッション」の方が遥かに難しい。なぜならケツの時間が決まっているから。

没入感について。
謎解きイベント参加中の没入感は、個人的には「ゴジラ・ザ・ミッション」の方が高かった。設定もそうだし、無線機を使っての園内周遊もそうだし、ケツのイベントを見るという流れもよかった。まあとにかく「ゴジラ・ザ・ライド」と組み合わせた破壊力が凄い
ただ「ゴーストレジストリーに隠された13の謎」の方も、イベントに合わせてホーンテッドマンションのアトラクションに装飾が追加されており、謎解きをし終わった(or終盤)に乗ると「これは……あれでは!」「あれは……これのやつ!」と色々気づけて楽しい。謎解き自体はホーンテッドマンションに乗っても特にヒントにならなさそうなのに、謎解きを体験していると装飾の意味が分かって楽しめるという仕組みが凄く楽しい。今後も他のアトラクションで似たようなイベントを開催してほしいなと思うくらいだった。

どちらが好きだったか?について。
どちらも好きだった!
同じ謎解きイベントというジャンルだが、イベントとしての雰囲気や方向性は全く別物なので、どちらも楽しいし面白かった。
2つのイベントを通して謎解きのお約束っぽいものも朧げながら見えたような気もするので、今後はリアル謎解きイベントに対する苦手意識も少し低くなりそうだ。参加してよかったなと思う。

ゴジラ・ザ・ライド ネタバレ感想

さて、最後にライドのネタバレ感想を。

上の方で「夕陽館という映画館のロケーションとアトラクションがどう繋がるか分かっていなかった」と書いたのだが、まさかの避難だったとは!
特にプレショー後の係員の誘導が完全に「避難」の形で大変興奮した。
キングギドラに手があるのは珍しいのでは?私は他に見たことがない気がする。キングギドラの吐息も唾液もかかるのに笑ってしまった。
あと、ラドンが出るのは全く想定していなかったので驚いた。今回のラドンは「ゴマすりクソバード」ではなくて安心したような、しないような。

アトラクションはディズニーシーにある「ソアリン」型だが、ソアリンの上下三列とは異なり横一列のアトラクション。ソアリンは列と位置によって画面の歪みが気になる部分があるのだが、「ゴジラ・ザ・ライド」ではあまり感じなかった(とはいえ、二回しか乗っていないのと端っこは体験していないので確かなことは言えないが)
ゆったりと空中遊泳をするソアリンに対して、こちらは(主にキングギドラのせいで)激しく座席が揺れる。

CG製作は白組だそう。60fpsでの映像制作のためか、激しい画面の動きの時でも結構クリアに映像が見えてよかった。(アトラクションではないが、映画の激しい動きのシーンの時、60fpsではないので画面が分かりづらい……と思う時がある。「ホビット」の60fps版は良かったなあ、また見たい)
また、監督は山崎貴氏。あれ、今度のゴジラの監督では……。映画はどう転ぶか分からないが、今回アトラクションに乗って少し期待値が高まった。

あとナレーションが大塚明夫氏で、終始「スネークだ……!」「スネークの指示だ……!」という気持ちが抜けなかった笑。

また乗りに行きたいなあ。

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謎解き
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