図書館で借りた「お茶の歴史」が面白かったので、同じシリーズのうちの一冊「ハーブの歴史」も借りてみた。
お茶は基本的にチャノキから加工方法を派生させた諸々(例外もあるが)だが、ハーブの定義は難しい。結果的に昆布や海苔まで含めた様々な料理に使われる草?の紹介になっている。
正直に言って「お茶の歴史」より読むのが大変だった。紹介される草々のことをよく知らないのだ。タイムとかミントくらいなら名前から見た目をぼんやり思い浮かべることができるのだが、コリアンダーなどから既に名前と見た目が一致しなくなってくる。
(お茶の歴史はこのTED EDの動画もよかった)
植物のことは料理に使うものにせよ、道端に生えているものにせよ全く詳しくない。
最近犬の散歩をしていると様々な植物が目につく。うちの犬は落ちているものを何でも食べてしまいがちなので、散歩中は人間の方も結構下を向いて気を張っているのだが、ここ最近は気温が高くなってきたのもあって様々な植物が花やら実をつけている。
スイセンは今最も警戒している植物のうちの一つだ。どうも犬は道端に生えているイネ科の植物をむしゃむしゃしたいようなのだが、植物に詳しくない人間の目からすると葉の細長さが似ていて、食べようとするとギクリとしてしまう。
犬は本能的に毒のある植物を避けるだろう、といった楽観視はうちの犬に対してはできない。一歳の頃に仏間にあった百合の葉を食べて病院送りになった経歴がある。
最近見かけた植物で、気になっているものが色々ある。
例えば道端にあるオレンジ色の実がなっている植物。昔から名前が分からずに気になっていた。
Yahoo!知恵袋によるとタマサンゴという名前だそう。実は甘いが毒性があり食せない。
……知らなった。小さい頃、トマトみたいな見た目から潰して料理ごっこみたいなことをして遊んでいた記憶がある。子供の頃はトマトが嫌いだったのもあり、口に入れることは考えなかったが、いやあ……食べていなくてよかった。
続いて、この時期になると甘酸っぱいような強い香りのする花が咲き始める。これも名前が分からずに気になっていた。
白~ピンクっぽいグラデーションの小さな花が密集して咲いているのだが……こう書いていても伝わる気がしないな。
結論から言うと、これはジンチョウゲという花だそう。沈丁花!聞いたことがある!
松任谷由実の「春よ来い」で聞いた植物だ!こんなに身近に咲いている花だったのか。確かに春先、今の時期に咲き始めている。
公園や公共施設にある植物だと、名札があるものもある。
ヘデラ ヘリックス、フイリヤブラン、キウイ トムリ、タマリュウ、ラミウム……とスマホの写真とメモには記録されている。
フイリヤブランの説明にはキジカクシ科(旧分類ユリ科)と書かれていてなぜかなと思ったり、
ヘデラ ヘリックスと言われるとわからないがアイビーと言われると西洋でよく見かける葉だなと思ったり、
近所の散歩でも色々知らないことはあるのだなと感じる。(まあ、知っていることなどほとんどないまま人生を過ごしているのだけど)
今度はなにか植物の本でも借りてみようかなあ。
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