なんかいろいろあった(F1 2024年オーストラリアGP)

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なんか思ったよりも色々あった(雑な感想)。

サージェント、まさかの欠場

FP1でアルボンがクラッシュしたのだが、モノコックにダメージがあり、ウィリアムズにはなんとそれを修復するためのスペアパーツが無い状態(!)。ウィリアムズはサージェントのパーツを使用することを決断した。

これによりアルボンは土曜日から走行復帰、サージェントは欠場を余儀なくされることに。

…いやいやそんなにパーツ事情が逼迫しているのかウィリアムズ!?

ちなみにチームメイトにスペアカーなどを譲って欠場した…という話はざっと調べると
98年ベルギーGP決勝での多重事故後にスペアカーに乗れた人(トゥルーリ、ディニス、虎之介)その人たちに譲って乗れなかった人(パニス、サロ、ロセット)の話とか、
86年オーストリアGPでパトレーゼにマシンを譲らざるを得なかったワーウィックの話が出てくる(バーニー・エクレストンから引きずり出されたとかなんとか)。

アルボンは土日ともクラッシュを経験せず完走。ポイント獲得は成らず残念だが、最低限はこなしたというところか。
ウィリアムズのこの逼迫具合はどうも第5戦目の中国ぐらいまでは続きそう?らしく、破損したモノコックはファクトリーで修復するとのこと。厳しい状況が続きそう。

また、キック・ザウバーの周冠宇も予選で新型フロントウィングが破損し、替えのパーツが旧型のものしかないためパルクフェルメ規定違反としてピットスタートとなった。

フェルスタッペン、まさかのリタイア

リアブレーキのトラブルとのこと。これで43戦連続完走と連勝記録9がストップ

サインツ優勝

となると誰が勝つんだろうという展開になるのだが、今回は(去年のシンガポールGPに引き続き)サインツだった。虫垂炎からの復帰直後によく走り切ったものだと思う。安定して速かった。
なんというか今年は、シーズンテストの時から気合が入っているのが伝わってくる。シーズン開始前にフェラーリ放出が決定している為だろう……。


川井氏がルクレールを前に出せばチャンピオンシップリーダーになると言及していたが、チームオーダーは発令されなかった。(もっとチャンピオンシップが接戦なら、もしかしたら起きたかもしれない。フェルスタッペンは今回はリタイアしたものの、今年チャンピオンシップを独走するだろうから)

ノリス、未勝利のまま表彰台数が14に


ノリスは今回の表彰台獲得で表彰台に上がった数が14になった。未勝利のまま表彰台に乗った数14というのは、ニック・ハイドフェルドの記録を抜いて単独一位らしい。
この記録、本人としては早く終わらせたいところだろうが、いったいどこまで伸びてしまうのか。

ハミルトンもリタイア

ハミルトンもPUのトラブルで序盤リタイアとなった。

一方のラッセルはアロンソの背後まで迫ってバトルをしていたものの、最終盤にクラッシュでリタイア。マシンがコース上に横たわってしまったのだが、赤旗判断とはならずVSCでレースは終了した。

アロンソ、ラッセルのクラッシュを「潜在的に誘発した」として20秒のペナルティ

そのアロンソとのバトルの件。

 Infringement – Car 14 – Potentially dangerous driving
タイトルの言い回しが迂遠だが、ブレーキテストをしたということらしい。ネットの見える範囲だとこのスチュワードの判断は割と賛否両論。

アロンソは反論している由。この人は相変わらず過去の事例がパッと出てくるのが凄い。(昨年の赤旗再開時の事例引用も凄かった。この時はマシンに乗ってる間の無線で言っている……)


ちなみに2012年にマルドナードがアロンソとのバトルで同じようなクラッシュをしているとのこと。みんなよく覚えてるな……(ネットで見かけるまで全く記憶になかった)。

角田、7位獲得

アロンソのこのペナルティで8位フィニッシュだった角田は7位に繰り上がり、6ポイントを獲得した。


決勝のテレビ中継では前後のマシンと数秒離れていることが多くあまり映らなかったが、予選からRBのマシンで速さを見せていた。開幕2戦は戦略が嚙み合わずポイント圏外が続いたが、やっと結果が伴ったという感じ。

しかし、レッドブル昇格の芽はあるのだろうか? 2026年に提携関係が切れるホンダ系ドライバー(と見なされていると思うのだが)を乗せることはあるのだろうか?
個人的には難しいのではと思っているのだが……この予想が覆るなら良い驚きではある。

ハース、両ドライバー入賞

予選で速くなかったので、今回はポイント獲得は厳しいと思われたハース。途中、タイヤの異なるマグヌッセンとヒュルケンベルクの入れ替えもスムーズに行われ、結果両者ともポイントを獲得した。
今年のハースは粘り強いのかもしれない。

ギュンター・シュタイナー、インタビュアーになる

そんなハースの元代表、ギュンター・シュタイナーがなんと今回の表彰台メンバーに対するインタビュアーに。
オーストラリアではボッタスのメディア露出(裸の話ではない)が目立ったが、ギュンター・シュタイナーも先週のアデレード・モータースポーツ・フェスティバルに両日登場するなど、なかなか活動している模様。
チーム代表としての手腕は私の与り知らぬところなので何とも言えないのだが、キャラクター性は強烈なのでこれからもメディアに出続けて欲しい。

ザウバー、相変わらずピット時間が長い

ピット作業のミスが続くザウバー。バーレーンではボッタスが、サウジアラビアでは周冠宇がフロントホイールナットのトラブルに見舞われたが、今回はなんと両者共に発生してしまった。開幕2戦で使用していたホイールナットから変えたという話だったのだが……。
更にボッタスのピットイン時にホイールナットがピットレーンを転がって行ったとのことで、チームに5000ユーロの罰金

ちなみに川井氏によると、ザウバーの今シーズン開幕2戦でのピットストップの合計時間は100秒以上、サインツの昨年のピット静止時間の合計は98秒とのこと。
せっかくレースでいい位置にいても、ピット作業に時間がかかりすぎて下位に落ちてしまう。悲しい。

次は日本GP

それにしても、ここまで私のF1に関する興味が持続していてよかった。次戦の鈴鹿は現地観戦の予定。もう鈴鹿なのが…早すぎる…(その前にフォーミュラEも観に行く予定)。

箸休めおもしろ動画系


好きな郵便番号は?好きなフォントは?好きな気温は?マリオカートで使いたいアイテムは?などという超ライトでまああんまり意味のない質問をドライバーやチーム関係者に聞いてみるオーストラリアGP公式動画。


RBの二人とウィリアムズの二人がカップケーキを作るという企画。F1 Australian Grand Prixは他にもドライバーのステージ動画などをYouTubeにアップしている。


アルボンがファンの顔にカップケーキを押し付けるシーンの別角度。

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F1
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