ノリス、110戦目にして初優勝(F1 2024年マイアミGP)

日本のレースからアメリカのレースまでを全部見ようとすると、寝る時間が存在しなくなるということが大変よく分かった週末であった。

ノリス、おめでとう

初優勝っていいものですね。

フェルスタッペンのポール(ボラード)吹き飛ばし(それによってフロアにダメージを受けた)+マグヌッセンとサージェントの接触によるセーフティーカー中にピットインできたという要因はあったものの、今週末のマクラーレンはアップデートがうまく機能したのか速かった。

ノリスはこれで例の「未優勝者による表彰台回数ランキング」から晴れて外れることになった。

マグヌッセン、ペナルティポイント累積す


当事者の一人であるハミルトン的には問題ないようだったが。(しかし引用RTを見ると、ハミルトンも昔似たようなことをやってきてたというような指摘が複数入っており少し笑ってしまった。まあ結構…色々あったね…)

今回マグヌッセンが貰ったペナルティポイントは、スプリントでのこのハミルトンとのバトルでバトル中何度もコース外走行をしたことに対して3、
決勝レースでのサージェントとの接触に対してペナルティポイントが2出ている。

サウジアラビアGPで3、中国GPで2貰っているので、これで合計10。12まで加算されると一戦出場停止となるが…果たして。

ちなみにハースのリザーブドライバーはオリバー・ベアマン。F1では既に一戦走った経験があるものの、その後のF2マシンでの走行に苦労気味。再登板するとなるとまたF2のレースを欠席することにもなり、本当に今シーズンのF2での成績が望めなくなってしまうが、どうなるか。
一時期スーパーサブとしてリザーブドライバーを差し置いて何度も代打に呼ばれていたヒュルケンベルクは今レギュラーで走っているし…。

ペナルティを受ける人、受けない人

スプリントレースのスタートではハミルトン、アロンソ、ストロール、ノリスが絡むクラッシュがあり、結果ノリスはリタイア、アロンソはパンクを喫しピットインを余儀なくされることになった。
ハミルトンの車載映像を見ると、ハミルトンは突っ込みすぎの末アロンソにぶつかったように見えるが…当初は審議対象にならなかった。(後に審議対象になったがおとがめなし)

これに関してアロンソは「彼らが何を決めるのか見てみよう。彼はスペイン人じゃないから、何も決定は行なわれないだろうね」と答えたとのことだが、これはここ最近のアロンソに対する重すぎるペナルティポイントの付与の仕方と、イギリス人ドライバーへのペナルティのつけ方が軽いように感じるところから来ているのだろう。(前戦の記事で少し触れたが、スペイン系メディアの動画のコメント欄も同じような論調なのである。こういうツイートもある。)

謎のDoD

今戦のDrivers of the Dayは当然ノリスだったのだが、2位になぜかボッタスが浮上していた。今回は終始ポイント圏外を走り、ほとんど映らなかったというのにだ。

しかも、
ノリス40%、ボッタス12%、ピアストリ8%

と推移し、最終的には

Lando Norris – 41.1%
Valtteri Bottas – 14.6%
Oscar Piastri – 8.5%
Lewis Hamilton – 5.9%
Charles Leclerc – 4.6%

となった(F1公式サイトより)。なぜだ。

マイアミGP仕様のカラーリング

フェラーリは当初真っ青になるものかと思っていたのだが、蓋を開けてみればこんな感じ。

その後発表されたRBのカラーリングの方が個人的には好み。ミニカーが出たら欲しくなるくらい。

余談

deserveってよく耳にする単語だよなと。いや、本当にそれだけなのだが。

ピアストリも今週末ずっと速かったし、途中まで非常にいいレースをしていた。それだけに、サインツとのバトルでフロントウィングを損傷、ピットに入らなくてはならずほぼ最後尾に落ちてしまったのは残念だった。
まあ、このままマクラーレンが今のポジションを維持できれば、また表彰台などの機会はありそうである。
(彼は一応2023年のカタールGPスプリントレースにおいて表彰台の中央に立っているのだが、スプリントは決勝レース扱いではないので、公式には未勝利ドライバーである。…スプリントレースの存在意義…)


そういやノリス、なんかヨガしてた。

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