意地の張り合いとその結末(F1 2024年オーストリアGP)

F1、継続して見てはいるのだが……ブログを投稿しないまま月日がものすごい勢いで過ぎ去っており、焦る。
7月は様々なカテゴリーのレースも多く、8月は自分の休養に充てていたというのもある。
また、特に詳しくもない自分がメモ書きを残したところで何の役に立つのか……と思って手が止まってしまっていたところもある。が、メモがないと2ヶ月前のレースですらほとんど思い出せないということを実感したので、やはり少なくてもいいから何か投稿しておこうと思う。

というわけで周回遅れの内容だが、今回は6月最後に行われたオーストリアGPのまとめ。
オーストリア、個人的にはそこまで面白いレースが毎回繰り広げられる印象がないので期待していなかったのだが、今年は色々あった。

 フェルスタッペン、苦戦する

スプリントレースではあの短い周回数で後続を4秒も引き離していたフェルスタッペンだったが、本番のレースでは苦戦した。最後のスティントのタイヤが合わない+ピットインに時間がかかったためノリスの接近を許し、バトルとなった。

起きてしまった接触


フェルスタッペンとノリスの攻防はかなり激しく、ついにフェルスタッペンがノリスと接触。これでノリスはリタイアとなったが、フェルスタッペンはなんとかピットまで戻り走行を続け、ポイント圏内でゴールした。

ここ数年鳴りを潜めていた「いつものフェルスタッペン」が顔を出した感。ここまで他車と激しくバトルをするポジションにここ2年いなかったため見られなかったが、今回は出てしまった。
また、ピットはノリスのトラックリミットによる5秒ペナルティを知らせていなかったとのこと。知らせていればここまでキツくブロックしなかっただろう。

これでトップに立ったのは3位を走っていたラッセル。キャリア2勝目を獲得した。
何かあった時に勝てる位置にいる大切さが分かる勝利である。

ハース、ダブル入賞

特にヒュルケンベルクはレッドブルのペレスを抑えきっての6位入賞。印象的だった。

トラックリミットは減ったものの…

前年に大騒ぎになったトラックリミット問題。サーキット側は一部コーナーを改修し、縁石の外にグラベルを設けるなどの対策を行った。

前年よりトラックリミットを取られる回数は減少したものの、ノリスが追い抜き失敗時にコース外に出たものもカウントされており、そもそものトラックリミットの定義自体がおかしいのではと思う。(ザック・ブラウンも同様の主張をしている)

また、予選でのトラックリミットによるタイム抹消も……コース外に出て明らかにタイムを失っている場合でも一律に抹消しているのはどうなのかと思う。

ちなみにサポートレースでは割とトラックリミットでのタイムペナルティが出ており、特にポルシェモービルワンスーパーカップでは序盤でペナルティが出るマシンもいた。

その他ライトな話題

今回は一つだけ。

ヨス、またホーナーとギスギスす

ライトと言えるか微妙なところだが(笑)、ヨス・フェルスタッペンがホーナーに妨害されたとオランダ紙に語ったそう。

そのヨスが出られなかったと言っているのがLegends Parade 2024。公式サイトには出走するマシンと乗るドライバーが掲載されている。

  • ゲルハルト・ベルガー(F2002)
  • デイビット・クルサード (RB1)
  • エマーソン・フィッティパルディ(Lotus 72)
  • ジョニー・ハーバート(Lotus 91)
  • パトリック・フリーザッハー(RB8)

このほか、Lotus 79とRB14が展示されていたとのこと。

フリーザッハーは数年前にイベントでRB7とRB8を走行させた経験がある。また、RB8はベッテルが使用したマシンなので、縁もゆかりもないヨスは妨害されてなくても走行する目はなかったのでは……?と思わなくもない。

RB8の走行

RB7の走行

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