2月は思い切って飛ばしたので、二か月ぶりの語学学習振り返りである。
まあ、大したことはしてない……というか、大半が外国人名の日本語表記の話になってしまった感があり……。まあ、難しいよねと言う話(大雑把)。
フランス語
DuolingoやったりYoutubeのフランス語学習者用動画を見たり。
読む……というか、文字を見た時に音を当てるのに少し慣れてきた。発音を確認すると外したりすることも多いが、推測してたどたどしく読んでいくのはゲームみたいで楽しい。
読み飛ばしてくれていい、外国人名の日本語表記の話
……F1でRBに乗ることになったHadjarの日本語表記問題には首を突っ込まないことにする。
もう既に去年までのF2のドライバー紹介記事で日本語表記を出しているけれど、なんでハジャーにしたんだっけな……と思い出せないくらいなので……。
フランス語のrって基本的には「ル」と表記しているようなのだが、アジャルにならないのはどうして。(結局突っ込んだな)
結局突っ込んだので少し言うと、Hadjarという苗字のドライバーがフジテレビの放送では「ハジャー」、DAZNでは「アジャー」と呼ばれており、一部で混乱しているという話。(これにDAZNで実況担当をしているサッシャ氏が反応するので余計に……まあ反応しないわけにもいかないのだろうが)
本人が英語で自己紹介する時にHの音を発音しているというのもある。
フランス人ドライバーといえば、Doriane PinもPremaのYoutube動画で自己紹介をした時に「ピン」と言っていたことがある。他の動画では「パン」に近い発音していたし、フランス語の発音規則を見てもそちらの方がフランス語としては一般的なので、この時はどうしちゃったのだろうと思う。
もしかしたらフランス語話者には英語発音に合わせやすいというのがあるのかもしれないし、ないのかもしれない。
そして「世界一簡単なフランス語の本」を読んでいたら「フランス語に伸ばす音はない」と書かれており、例えばクロード・ルルーシュはクロド・ルルシュの方が原音に近いそうなのだ。
そうなると本来はシャルル・ルクレールではなくシャルル・ルクレルにするべきなのだろうなあ。でも、そうならないだろうなというのも何となく分かる。日本語の語感としてはルルーシュ、ルクレール、ルメールの方が良いだろうなあ、と。うーむ、説明が難しいが。
また、これはポルトガル語の話になってしまうのだが、DAZNではF1アカデミーの日本語実況配信も始まった。
今年これに出場しているドライバーの中でRafaela Ferreiraというブラジル人がいるのだが、彼女の名前は「フェレイラ」となっていた。(小倉茂徳氏はフリー走行の配信の中で、「ポルトガル語ではフェヘイラなのですが……」という趣旨の言及はしていた)
フェヘイラにならない理由も、なんとなく分かる。多分日本語話者にとって「フェ」と「ヘ」が続く音は凄く発音しづらい。他のスポーツで何人か同じ苗字を持つ選手がいるが、表記は「フェレイラ」「フェヘイラ」と競技によって分かれている印象。
どこまで原音に近い表記にするべきなのか。少なくとも、私はフランス語とポルトガル語の日本語名表記の責任者にはなれないな……と思った次第である。個人のブログだから、一応のものとして日本語表記を出しているだけである。
スペイン語
上記の話題を引きずるのだが、F1の話をしているYoutubeの動画を見ていてへえ、と思ったことがある。
スペイン語は基本的にHを発音しないのだが、上に出したフランス人ドライバーHadjarのことは「ハジャル」、レッドブル代表のChristian Hornerのことは「ホルネル」と、はっきりHの音を発音しているのだ。
スペイン語にHやハ行に近い発音自体は存在する(例えばjardínは「ハルディン」と表記できる)ので、他言語の人名だと発音するようになっているのかもしれない。
Hを発音しない話の余談
Hを発音しない、ということで一例。
一時期F1に乗っており、現在スーパーGTに参戦しているスペイン人のRoberto Merhiの名字は本人はメリと発音している。一時期まで登録名はメルヒだったが、現在はメリになっている。
しかしこの名字、アラビア語由来っぽいなあ。Hadjarもそうなんじゃないかな。
インドネシア語
出た!知らない言語にちょっと触って終わるシリーズだ!
という感じのちょこっとつまみ言語。きっかけは自分史上一番意味不明で、インドネシアの民族衣装に使われている布が表紙になったノートを手に入れたからである。
3月に日本橋丸善において「万年筆の世界」というフェアが開催されていたのだが、それに出店していたテルコ雑貨店さんが制作したA5サイズのハードカバーノートである。
(B6サイズも展開されていたのだが、本文があまり触ったことのなかったマシュマロCoCであること、表紙の柄の出方の美しさからこのノートを選んだ)
中身は無地のものにした。テルコ雑貨店さんでは本文が方眼のものも用意されている。
また、バイブルサイズのバインダーなどもあって惹かれたし、違う表紙のノートをもう一冊買ってしまったのだが……この話を細かく続けると本筋から逸れすぎるので、いったん置いておく。
まあつまり、用途を考えずに手に入れたノートに、用途を用意した結果がインドネシア語学習だったということである。
どう学習するか
特に期限も目的もないインドネシア語学習である。思い切り気楽にやろうと思い、自分史上最大のだらけ学習をすることにした。
Chat GPTを使用
語学学習においてのAI使用は、現状では有用ながらも落とし穴がいくつもあるように思う。
が、語学書をイチからやる気もない状態なので、適当に挨拶から教えてもらい、基本的な会話練習を繰り返してもらい、なんとなく気になる単語の言い方(「短い」って何て言うんだろう、とか)を教えてもらい、今まで学習した単語を使って短い話を考えてもらい……と、おんぶにだっこ状態である。
おかげで”Saya mau~”(I want ~)の使用頻度が非常に高い、というかこれ以外でChat GPTに話しかけたことがないのではないかというくらい使っており、これだけは流石に覚えた。
教えてもらう単語や言い回しが本当に正しいのかは裏付けを取る必要があり、東京外語大の言語モジュールやジャパネシアのブログ記事(数字の言い方とか色々ある)などで確認している。
本当は直に言語モジュールを使って学習すればいいのだろうが、だらけすぎていて会話モジュールや文法モジュールを読み通すモチベーションすらない(ニューエクスプレスでも同様)ので、これにアクセスする前段階としてChat GPTとだらだら会話している、という状態である。
Duolingo
Duolingoにもインドネシア語が用意されているので、そっちもたまに覗いている。
そんな感じで集めた単語や文のうち、覚えたいことを書くという形でノートを使っている。
使い切れるのか、そもそもどこまで学習が続くのかは分からないが、この一ヶ月は楽しんでインドネシア語と戯れた。
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