今月は使用し始めたロルバーンの感想のみを書いておこうと思う。
ロルバーンに関してあまりテンションの上がることは書いていないので、読まれる方は注意してほしい。
ロルバーンについて思うこと
3冊目の雑記帳として、無印良品のダブルリングノート・無地B6サイズからロルバーンに移行して、一ヶ月ほどの付き合いとなった。
前にアップした記事で「方眼が苦手」と書いたのだが、それを乗り越えられるか……というのが、ロルバーンを使用する時の大きなテーマだった。
まだ使用途中だが、感想としては「方眼はあっても別にいいが、なくても全然構わない」というところ。
ロルバーンの方眼は薄めなので文字を書いてしまえば気にならないことも多いのだが、その分、空白部分にある方眼が気になる。
また、下が透けやすいマスキングテープを貼ると方眼が透けて見え、方眼はなくてもいいなあと感じる。
そしてなにか貼り物をする時、私は方眼を目安にすることが全くないので、むしろ貼ったものが曲がっているのが方眼によってより際立って見えている。
マスキングテープやシールなどを貼る際に特に感じるのが、方眼もそうだけれど何より黄色い紙の存在感。真っ白なシールや紙を貼ってしまうと、下地の黄色い紙と喧嘩しているように感じる。
これを抑えるために、下地に更に別の貼り物を……と考えると、別にロルバーンでなくてもいいと感じる。
ロルバーンは裏抜けするか?
ネット上でロルバーンの裏抜けについて検索すると、「裏抜けする」「裏抜けしにくい」と両方の意見が散見され、評価が定まらない印象がある。
個人的な感想で言うと、ロルバーンは裏抜けする。
まあ、但し書きがつくのだが。
詳しく言えば、万年筆での使用において、手持ちのインクの中では色彩雫の一部のインクとペリカンのターコイズを使用した時にランダムに裏抜けが発生する箇所がある。
インクの試し書きをしたページでは何ともないのに、別のページを使用しているとフッと発生する。そしてまた別のページでは起こらなかったりする。
文字のにじみに関しても同様で、同じインクを使用してもにじみが発生する箇所としない箇所がある。にじみに関しては手持ちの全てのインクで発生する。
本来、にじみは私にとってはあまり気にしないポイントではあるのだが……発生したりしなかったりするので、書いていて戸惑ってしまう。
結論
雑記帳としては、ロルバーンの使用はこの一冊で最後になるかもしれない。
個人的に貼り物との相性が悪いと感じるのだ。また、様々なインクで書きたい身としては、裏抜けがふと発生する紙は使いづらい。
出先でスタンプ帳だけではなく、雑記帳にもスタンプを押したいなと思った時には、方眼の存在で押すのを悩んでしまう。
一方、読書中に考えたことを書き留める、読書途中ノートとして新たにロルバーンを使い始めた。こちらは裏抜けしないと判明したインクに限って、読書中に感じたことをバーッと書き留めるノートとして使っている。
(試しに雑記帳に読書途中の感想を書き連ねていたら、見返した時に読書途中の感想が何ページにも渡って書かれているのが鬱陶しく感じたのでノートを分けることにした次第。手帳の一元化には向いていない人間なのだなとつくづく感じた)
ネガティブ寄りな感想が目立ってしまったが、別に悪いノートではない。
良かった点としては、例えば後ろの方についているクリアポケットは出先で便利だ。後で貼りたいもの、バッグの中で折れて欲しくないものを収納するのにとても役立つ。クリアなので何が入っているかも一目瞭然だ。
また、使っている途中に切れるのではないかと心配していたミシン目は、今のところ切れる気配はない。
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