昨年の12月に、「現在使ってる手帳・ノートたち」という記事を書いた。
そこで紹介したのはNOLTYの週間ブロックタイプ、無印良品の一覧できるスケジュール帳・マンスリー/デイリー、それにゲーム手帳。とりあえずはこの3冊で2025年を過ごそう。そう思っていた。
先日上げた記事の中にある、フライングタイガーの購入品の画像をよく見ると、

一番左側に「2025」と書かれたノートのようなものがある。
これはWEEKLY手帳である。
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フライングタイガー WEEKLY手帳
昨年、自分で時間軸を作る「バーチカル遊び」をすることでバーチカルが楽しくなったのだが、インフルにかかったのをきっかけに途絶えた。
やはり、自分でバーチカルの枠をいちいち作成するのは、具合が悪かったり忙しかったりすると億劫になってしまったのだ。
この手帳にあるバーチカルはだいたい8時~22時程度で、私の生活時間帯と完全にマッチするわけではないのだが、記録するハードルが低いのでなんとなく一ヶ月続けられた。
一週間見開きのバーチカルだと、変わり映えのしない生活が一覧できてしまうが、これは一日一ページ仕様なのでそこまで気にならない。To-doリストも載っているので、一日の終わりに「明日するべきこと」をいくつか記載して寝るのがサイクルになっている。
土日が1ページにまとめられているのはちょっと使いづらいが、思ったよりは記入しているなあ、という手帳になっている。
万年筆の裏抜けは「抜けないわけではないが、思ったよりは大丈夫」という感じ。そもそも、雑貨屋の手帳ということで裏抜けに関してはあまり期待せずに購入した面もある。
無印良品の一覧できるスケジュール帳・マンスリー/デイリー
フライングタイガーの手帳の出現で割を食っている感じがあるのが無印のこの手帳。

マンスリーのところに気になる展覧会やイベントを記入する、というのが購入当初に決めた目的だった。
今は通常のマンスリーは会期が短いイベントやモータースポーツの開催日程を、会期が長いイベントや展覧会は縦型マンスリーの方に書いている。余白があればソシャゲのイベント日程も縦型マンスリーの方に記入。
実際に出かけた日はNOLTYの方に書いているので、通常のマンスリー部分が微妙にスカスカしているが……まあ、これくらいの余白がある方がいいのかもしれない。
上手くいってないのはデイリー部分。
買った当初から使い方を決めあぐねていたのだが、私のマンスリーの使い方を見ると、デイリーも「趣味に関連したあれこれを書く」方が良いのだろうと思ってそのようにしていた。
出かけた日の感想や面白かったTV番組やYoutubeの動画のタイトルを書いたり。
ネット配信で配信期限があるものは配信期限の日付ページにタイトルをメモ、録りたいTV番組も同様に日付ページにメモすることで、見たいものの取りこぼしはだいぶ減った……と思うのだが。
どうにもしっくりこないのだ。
取りこぼしは減ったとはいえ、完璧にはできない。それは配信期限のあるものも、TV番組も、展覧会も、イベントも。記入していることで、取りこぼしたものが強調されているような感覚がある。「ああ、せっかく書いてたのにな……」と。
そしてまた、そのことをこの手帳に書いてしまうのだ。趣味の手帳のはずなのに、気づけばデイリーにはネガティブな感想が溢れている。
また、出かけた日の感想は、感想が溢れ出るほどならば何ページも費やせる「なんでも書いていいノート」に、それほどでもなければ「フライングタイガーのWEEKLY手帳」の記入欄で充分なことが多い。
そういうわけで、使い方が宙ぶらりんになっていると思う。
また、デイリーページはドット方眼なのだが、文字が記入してあったり何か貼ってあれば、ドットはそこまで気になる存在ではないのだなと思った。
……余白は少し気になる、とは感じるが、まあ。
まだこの手帳とうまくやれていないんだな、ということが分かるひと月……というか、昨年の12月から合わせてのふた月だった。
NOLTY 週間ブロックタイプ
これは前年までの週間レフトから、サイズはそのままにブロックタイプに変更した手帳。NOLTYのサイトだとポケットカジュアルと表記されている。
大きさは昔からいつもこれくらいの手帳を選んできたので、一番付き合いの長いサイズとなる。
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のだが。
もっと大きい手帳に書きたい……!
週間ブロックという形式自体は、今の自分にしっくりくるタイプだし、一日の出来事をブロックの上部に、犬の様子をブロックの下部にするという購入当初想定していた使い方もできている。ただ、小さい……!
一日の出来事は詳細をフライングタイガーのWEEKLY手帳に書いているから、いっそ犬のことだけにするか……?しかし、歩数や英語多読のワード数もこの手帳に書きたいしなあ(一週間を一番見渡しやすい形式の手帳のため)。
やっぱりサイズアップしておいた方が良かったか。
2025年が始まってまだひと月。手帳会議を始めるには早すぎると思いつつ、うーむ。
ゲーム手帳
数年前に知人から頂いたノートが手元にあったので、それをゲームの記録として使っている。昨年の11月から使用しており、今は主にソシャゲのプレイ記録となっている。

可愛らしい見た目のノート
頂き物なので、私にしては珍しく方眼ノートである。
もうギッチギチに書いているので、ページ数は薄くても何ヶ月も持ちそうな感じ。ギチギチすぎて、見返すかは分からない。

文字でギッチギチ
なんでも書いていいノート
この記事に書いたノートのこと。今は無印良品のB6リングノートを使っていて、二冊目に突入している。
https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/4550182108569
リングノートが良いなあ、と思うのは、貼りものをしてノートが膨らんでも、ある程度リングが許容してくれるところ。綴じノートのぼわんと膨らんだ感じも素敵だけれど、今のところはリングノートの方がしっくり来ている。(この辺りはまた変わるかもしれない)
困っているのは消費ペースと収納。一冊につき、二ヶ月はもって欲しいところなのだが……。
また、ノートが色々気になる身としては、同じ種類を使い続けるのではなく、違うノートを色々試してみて実験した方がいいのでは、とも思う。
ただ……上の手帳たちがまだまだ試行錯誤な中、やりやすいと感じているこのノートの種類を変更するのは、なかなか勇気がいることでもある。
ミニ6システム手帳
一月の中旬ごろに部屋を整理していたら、透明ビニールの表紙のM6システム手帳が出てきた。子供の頃に大叔父がくれたものである。
当時はうまく使えなかったのだが、長い年月を経てちょうど文房具に興味を持った時期に、この手帳はひょっこりとまた姿を見せた。
もらった当時のリフィルは今は外して保管しておくことにし、新たにリフィルをいくつか購入して使っている。
書いている内容は今のところ
・M6システム手帳そのものの使い勝手の感想
・万年筆をはじめとした欲しいものリスト(リフィルの四分の一が埋まっており、驚異の物欲リストとなっている)
・他言語学習で覚えたい単語や活用のメモ
となっている。
物欲リストはまあともかく笑、他言語の単語メモはテレビなどを見ていて目についた言葉をササっと書いておき、あとで単語の意味をじっくり調べたりできて便利だなと思った。あとで各言語ごとに用意しているノートに転記したり、するまででもないものはしなかったり。
覚えたい単語を隙間時間にぼんやり眺められるのも利点で、割と活躍の機会が高くなっている手帳である。
終わりに/長い
以上が、今年に入って使った手帳たちへの感想である。
手帳会議には早すぎると思いつつ、「いくつかの手帳は来年統合できそう……」とか、「来年はもっと大きなサイズの方が良いかもしれない……」とか、そういうアレコレが既に頭の中を巡っている。
ただ、やはりまだ一月が過ぎたばかり。使って行くうちにしっくりと来る使い方が見つかるかもしれないし、しばらくは色々と考えながら今の手帳たちと付き合っていこうと思う。
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